土いじりしたいけど虫が苦手でマンション住まいの私が、100均グッズで水耕栽培デビューして、今ではベランダでたくさんのハーブを育てています。
当ブログでは、初心者でも100均グッズで手軽にできる水耕栽培のやり方を紹介しています。
種まきについては、
水耕栽培は100均グッズで自作できる!初心者が挑戦~種まき編~
芽が出た後の移植の仕方については、
水耕栽培は100均グッズで自作できる!~発芽後の移植と水耕トレイの作成
で紹介しました。
そしてこの記事では、準備した水耕トレイに苗のホルダーを設置し、水耕トレイ完成までの様子をご紹介します。
水耕栽培の流れを確認!
水耕栽培の簡単3ステップを確認しましょう。
2. 芽が出たら移植する
→苗のホルダーを作る
→水耕トレイを作る
3. 水耕トレイにプラコップを設置し、肥料をあげて育てる
今回は、ステップ3の「水耕トレイにプラコップを設置し、肥料をあげて育てる」です。
これが終われば、あとはひたすら成長を見守るだけになりますよ!
水耕トレイにプラコップを設置する方法と注意点
水耕栽培は100均グッズで自作できる!~発芽後の移植と水耕トレイの作成では、水耕トレイを作るところまでを紹介しました。
今回は、水耕トレイに苗のホルダー(プラコップ)を設置していきます。
1.プラコップにスポンジをセットする
前回までに作った苗のホルダー(切り取ったプラコップのこと)にスポンジをセットしていきます。
使うのは、こちらです↓
まず、プラコップの底面にあけた丸い穴に、芽が出ているスポンジ1つをセットします。
くれぐれも根を傷つけないよう、お箸を使ってそ~っと置きましょう。
このとき、スポンジはプラコップの底から5mm弱程度出るようにセットしてください。
こうすることで、根が酸素と養分を吸収しやすくなり、成長しやすくなりますよ。
2.スポンジの周りにバーミキュライトを入れる
プラコップにスポンジをセットしたら、スポンジの周りにバーミキュライトを入れて、スポンジを固定します。
こんな感じに、スポンジの周りをバーミキュライトで埋めていきましょう。
3.水耕トレイにプラコップを並べる
プラコップにスポンジをセットし、バーミキュライトを埋め終わったら、水耕トレイにプラコップを並べます。
水切りトレイの大きさにもよりますが、だいたい8~10個位は並ぶと思いますよ。
ちなみに、我が家の水切りトレイには、合計10個のプラコップが入りました(写真は9個ですが)。
4.液体肥料を注ぐ
最後に、プラコップに液体肥料「ハイポニカ」を注ぎます。
ハイポニカはA液とB液があり、それぞれ希釈して使います。
ここでのポイントは、A液とB液は混ぜないことです。
A液とB液を直接混ぜ合わせると結晶化してしまうので、必ず別々に水を用意して、別々の希釈液を作るようにしてくださいね。
A液用の水道水を1リットル、B液用の水道水を1リットル用意し、A液とB液をそれぞれ2ml入れて、500倍の希釈液を作ります。
作った希釈液を水耕トレイにゆっくりと注ぎます。
ハイポニカは水耕栽培以外でも、花にも土で育てている植物にも使えるので便利ですよ。
あとは、成長を見守るだけです^^
水耕栽培で育てたハーブのその後
水耕トレイにプラカップをセットしてから23日後、こんな感じに育ちましたよ!
もうルッコラとチャービルは収穫できます。
早いっ!
ハーブは1ヶ月もしないくらいで収穫できるのがいいんですよね~
ちなみに、水耕トレイにアルミホイルを敷いていますが、これは藻の発生を防ぐためです。
藻が発生すると、酸素が藻に取られてしまい、植物の根まで酸素が十分に行きわたらなくなり、成長が悪くなってしまうんですね。
また、水耕トレイには8~10個のプラコップ(苗のホルダー)がセットできますが、あまりに密集すると病気がつきやすくなります。
植物の特性を考えてセットする数は調整してくださいね。
私は張り切って植えてしまったので、イタリアンパセリはこの通りワサワサになってしまいました(^_^;
使う頻度の高いハーブなら多くても使い切れますが、イタリアンパセリでこの量はさすがに多すぎましたね。
ただ、イタリアンパセリは2年草なので、冬を越して来年の夏も収穫できるんです。
使い勝手が非常によいハーブです。
ハーブには、2年草のもの、数回しか収穫できないもの、わりと長く収穫できるものなど色々な種類があります。
収穫が終わた後に片付やすいように工夫して配置すると、長くたくさん収穫できますよ。
ぜひ色々試してみてくださいね。
まとめ
100均グッズで素人でも水耕栽培を始める方法を紹介しました。
水耕栽培は、初心者でも簡単に始めることができるんですよ~
自分で育てたハーブで料理を作ると、とてもハッピーな気持ちになります。
スーパーでもハーブは買えますけど、ちょっと高いですしね(^_^;
是非参考にしていただければと思います。